渡辺酒造場

宮崎県田野町

 初めて飲んだ時「なんだこりゃ・・」と
 あまりのインパクトの強さに驚きました
 香りだけで他を圧倒できる稀有な焼酎です
 特に白麹の芋はふたを開けた瞬間
 周りに芋の香りが漂ってくるほどスゴイです

 最近上品な焼酎が増えている中
 久々に「本能に訴えてくる焼酎」です
 「飲みにくいんじゃないか」と心配する方もいるかも
 知れませんが そんな事はないので一度お試しを




白麹 萬年 1.8\ 2600
720\ 1230
1.8 35度\ 3130
非常に強い個性とコクをもつ
「芋の中の芋」 と言えるほど芋らしい味わい
かなりのフルボディ焼酎
一度挑戦してみるべし
黒麹 萬年 1.8\ 2800
720\ 1330
無濾過\ 3394
こちらもなかなか際立った個性のある
黒麹仕込み
白麹仕込みより上品に感じるのはなぜ?
お湯割りにすると最高にうまい
旭 万年 25度 1.8\ 2100
720 \ 1130
麦のこうばしさと甘さがたっぷりと感じられる
「目の覚めるような麦焼酎」
麦は芋に比べて味がないとかうすっぺらいと思っている方
これを飲んでから言ってください!!!



蔵元訪問記


   

  久々の宮崎訪問。 この日福岡>熊本間では雪が
 ちらつく天気・・・  しかし宮崎に入ると中々いい天気
 周りを見渡すと畑と大根やぐらばかりの風景
 風情のあるローカル線の線路をくぐったすぐに
 渡辺酒造場がありました
 出迎えてくれたのは「渡辺幸一郎」氏
 見ての通り まだ若い
 だからこそこれから先がたのしみな蔵元です
 
 しかし今までの宮崎の印象と違いかなり寒い・・・・・
聞くところによると田野は盆地のため宮崎の中でもかなり寒いとの事  
今回は車で来たけど以外な事が発覚   なんと飛行機でもそれほど費用が
かからないとの事   先に知ってれば・・・。・゚・(ノД`)・゚・。



 こちらが自社のいも畑
 もちろんとっくに掘り出して何も残ってませんが
 ここで作った芋で「万年」は造られている
 芋の季節には掘って>仕込み>掘るの連続で
 かなり大変そうだ・・・・・
 でも原料まで責任もって作ってる蔵は
 日本にどれだけあるのかなぁ
 
 最近は輸入冷凍芋を使って芋焼酎を造ってる蔵が
あるなどの話を聞くと焼酎の原料表示もしっかりしないとだめなんじゃないか・・
最近の食品偽装問題を考えるとそういう思いがよぎった


 こちらは芋を蒸すドラム
 結構新しい機材を使っている
 ・・・・・・・・・・・・・・・
 余り説明するところが無い
 だって芋蒸すだけだし・・・・・
 こっちもあまり聞かなかったしね
 でも大体見て「これは何?」というのは
 これだけ蔵元行ってたらわかるし
 特に目新しいものでもなかったしね・・・・




 でも珍しいのも見つけました
 かなり旧タイプのボイラーです
 修理を依頼しても部品がないとか・・・・
 「こんなのが現役なのも県内では珍しい」
 との事
 思わず写真に撮ってしまいました
 (あまり焼酎の出来には関係なさそうだけど・・)






 ここに貯蔵をしています
 ここでフーゼル油を取ったり してるんですね
 実はこの日無濾過の芋焼酎を
 飲ませてもらいましたが
 言葉を失うほどの旨さ・・・・・
 特にお湯割りにするともう・・・・
 「この味をみんなにも知って欲しいな」
 と思ってると な・・・なんと商品化の話が!!!
「2月20日過ぎ位になったらいい状態になると思うので・・・」
「よっしゃゃゃゃゃあ!!! ぜ・・・ぜひ分けてください」と頼んだのは言うまでも無い
「でも造る方は大変ですよ・・・気が抜けないし
 濾過でごまかすこともできないし よっぽど出来がよくないとね」
 大丈夫、大丈夫ですよ これほどの出来なら




 渡辺さんいわく
 「こんな場所によく入ったな」と思う 蒸留器
 屋根の部分がかなり無理しています
 「この蒸留器には何か秘密が・・・・」 と思い聞くと
 「うーん上の部分が4段になってるところかな」
 それで味にどんな影響が出るのかまでは
 聞かなかったが  いいや  おいしいから




見ての通り甕もなければ木桶蒸留でもない
しかし出来た焼酎は抜群
今の甕仕込み・伝統的手法を持ち上げる風潮に風穴を開ける
超個性的な焼酎を醸す これからも楽しみな蔵でした

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