えびす酒造 福岡県朝倉郡
把木町




「らんびき」の名は、オランダの
単式蒸留器「ランビック」からとったもので
単式蒸留器からとった麦焼酎を
樽で数年寝かして、香り、味共に
素晴らしいものにしています
度数や熟成期間で何種かありますが
スタンダードなものでも
充分、満足できるとおもいます







らんびき 1.8¥2089
720¥1269
720 40度 \ 2362
720 42度¥ 3591
樽貯蔵による琥珀の美酒 25度
南蛮伝来の単式蒸留器「アランビック」
から「らんびき」という名を取った香りが特に印象的
40度の角瓶は更にまろやかさ
香り、甘みが際立っています
42度の原酒は 更に熟成を重ね「ゴールド」と呼ばれるもの
絶対 満足させる自身があります
荻 竹次郎 720¥ 1680
720 40度\ 2520
とっておきのカメ貯蔵の原酒と樽貯蔵の原酒を
ブレンドした後 日本名水百選の「白川水源の名水」で割水
樽の風味とかめ貯蔵のやわらかさ
まったく割水しない原酒も少量ですがあります

蔵元訪問記


  朝倉街道を大分方面へ1時間ほど
  高速杷木インターからほど近い所にある
  えびす酒造。
  朝早くにも関わらず(しかも休み・・・)
  シャッターを開けていただきご迷惑をお掛けしました
  
  蔵の周りは落ち着いた感じの
  古い建物が多く、蔵と周りの風景が溶け込んで
  ふと懐かしさを感じる
  そんな雰囲気がありました







  事務所の中で 田中 勝海社長に話を伺う
  戦後から現在までのいろいろと
  興味深い話を聞かせていただいた
  その内容から抜粋

  社長「戦後は材料がなくて苦労した・・
  原料がなかったからあらゆるもので造った」
   「現在の造りの比率はどの位ですか?」
  社長「今はほとんどが麦。 地元用に
   少しばかり米を造っています」

   「昔は米もかなり造っていたんですか?」
 社長「昔はよう売れよったから・・・田植えの季節になるとぐんと売り上げが伸びた
    昔は親類総出で田植えをしとりましたから 仕事の後振舞うのにみんな
    焼酎を買っとりました・・」
   「お酒、清酒じゃいんですね・・・」
 社長「ええ、暑気払いには焼酎の方が・・・ また清酒にくらべて次の日残らんから
    林業が盛んな頃肉体労働者の方もきつい労働の後にたくさん飲んでいただきました
   「それから麦に移ったのは・・」
 社長「昔の人達がおらんごとなるにつれて米も売れんくなってきたから・・・
    麦の貯蔵を始めたのは先代社長があるときサントリーのウイスキー工場へ
    行ってから貯蔵前のスピリッツを飲ましてもらって「とても飲めなかった」・・と
    しかし貯蔵したらあれだけ飲めるものになる、しかし麦焼酎は貯蔵なしでも
    おいしく飲める だから麦焼酎を樽貯蔵すればすごくおいしくなるのでは・・と」
   「そんな理由が・・・あったんですね」
 社長「ええ そのころ樽貯蔵酒はほとんど市場になかったですよ。
    そのころあったのは玄海さんの「壱岐」と小正さんの「メロー小鶴」それに
    うち位でしたかね・・・・とにかく早かった いろいろ批判も受けた・・・」

  話は尽きないが時間が迫ってきたので蔵の中を案内してもらった

 

  静かに熟成の時を待つ原酒の数々
  とにかく並んだ樽の数に圧倒される
  
  社長「先代から金は残さんでも
   焼酎を残せと言われとりますから
   しっかり守っとります」
   
  うーむいい言葉だ・・・
  でもいつ頃飲めるのか・・・




  こちらは大分熟成の進んだ樽の倉庫
  こちらの樽に濡れてる部分があったので
  「まさか・・・染み出してるのでは・・・」
  と思い期待してなめてみると

  ただの水・・・・でした  残念







  これが今回最高に感動した
  樽熟成後、かめで寝かせた原酒
  ふたを開けた瞬間 周りの空間にあまーい香りが
  「なに・・・この香り 信じられん・・・」
  ほんとにいままでにない香りで
  一瞬われを忘れてしまいました
  光量規制さえなければ売れるのになぁ
  
  小泉首相こっちも規制緩和お願いしますよ

 



  これが蒸留器。
  最近流行りのハナタレを出す気はないのか
  聞いてみると
  「全く考えていない。 ハナタレを取ると
  その後の焼酎のバランスが悪くなるから・・」
  という事
  
  なるほどね



 

   その後、えびす酒造の全商品を試飲
   どれも素晴らしい味わいでしたが、特に40度の角瓶が心に残った
   あの感動の原酒の香りに一番近かったから・・・
   
   「灯台下暗し」とはこの事
   福岡にもこんな素晴らしい蔵元があったことに
   新たな感動を覚えつつ蔵を後にしました 

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